下駄箱のリフォームをしたい人必見!種類とリフォーム方法、費用を解説

リフォームを検討するタイミングといえば、設備の古くなった時や故障した時だけではありません。
家族が増えるなどして、新築時とはライフスタイルが変わった時に、使いにくくなった個所を新たにリフォームすれば快適な生活が手に入ります。

そこで今回は、下駄箱リフォームについてお話ししていきます。
玄関という来客の目にも触れる場所で靴を収納する下駄箱には、どのような種類があるのでしょうか。種類ごとの特徴や費用などを詳しくお話ししていきます。

 

1.下駄箱の種類と特徴をチェック

まずは、下駄箱の種類と特徴をチェックしていきましょう。
一口に「下駄箱」といっても、種類はさあざまあって特徴もそれぞれ異なります。
まずは、現在の住宅の下駄箱がどのタイプなのか、そしてリフォームで新たに希望する下駄箱はどのタイプなのかをチェックしましょう。

 

1-1.カウンタータイプ 

下駄箱の中でもっとも多いタイプが、腰くらいの高さの玄関収納であるカウンタータイプです。
多くの既製品も販売されていて、サイズやカラーバリエーションが豊富です。価格もリーズナブルなのが特徴でしょう。多くの住宅で、元々がカウンタータイプだという所も多いのではないでしょうか。選択肢が多い点と、カウンターの上をディスプレイスペースとして活用できる点が魅力です。

 

1-2.オープンタイプ 

扉のない下駄箱が、オープンタイプです。扉がないので靴を取り出しやすく、片付けもしやすいでしょう。
湿気がこもらず収納力もあるので、靴の保管にも適しています。片付けしやすく扉もないので、狭いスペースしかない玄関で数多くの靴を収納したい場合にもおすすめです。 

 

1-3.フロートタイプ 

床と接していない、浮いたような下駄箱を設置するのがフロートタイプです。
天井まで全て収納が続くものや、カウンターになっているものなど、さまざまなものから選べます。床部分に空間があるので、スタイリッシュな雰囲気になり圧迫感も与えません。

 

1-4壁面収納タイプ

天井から床まで壁一面が下駄箱になっているのが、壁面収納タイプです。
圧迫感こそあるものの、収納力は抜群です。大家族など、多くの靴を収納したい場合におすすめのタイプだといえるでしょう。

 

1-5.土間収納タイプ

玄関脇に靴を履いたまま出入りできるもう一つの空間を設けるのが、土間収納タイプです。
玄関側からだけ入れるウォークインタイプと、玄関ホール・玄関の二か所から出入りのできるウォークスルータイプとがあります。広いスペースは必要なものの、靴だけではなくアウトドア用品や備蓄品、タイヤやベビーカーなどの収納もできるので、近年人気を集めているタイプでしょう。

 

1-6.セパレートタイプ

カウンタータイプの下駄箱の上部に空いたスペースができるので、吊戸棚を組み合わせて設置するのが、セパレートタイプです。
カウンターと吊戸棚が完全に分離したタイプと、片側が上下繋がっているコの字型タイプがあります。収納力が豊富で、カウンター上にものも置けるのがメリットでしょう。

 

 

2.下駄箱のリフォーム方法の決め方とは? 

下駄箱をリフォームする場合、新たにどのタイプの下駄箱にするかは、次のような点を考えるといいでしょう。

 

2-1.収納量を増やしたい場合 

家族が増えるなどして、リフォームで収納量を増やしたいなら、カウンタータイプをフロートタイプにするといいでしょう。
天井まで収納にしたオープンタイプや、土間収納タイプも収納力抜群です。

 

2-2.匂いが気になる場合 

扉のある下駄箱は、どうしても匂いがこもってしまいます。
匂いが気になるなら、扉のないオープンタイプを選びましょう。

 

2-3.靴以外も収納したい場合 

下駄箱に靴以外のものも収納できれば、外に持っていったり外から持って来て片づけたりが楽になります。
スペース的に可能なら、土間衆のタイプがおすすめです。

 

 

3.下駄箱リフォームの費用の目安とは?

下駄箱リフォームの費用は、どのタイプの下駄箱にするかでも次のように大きく異なります。

 

3-1.費用の高くなる下駄箱リフォーム

フロートタイプの下駄箱は、下にスペースを開けるために壁で下駄箱を支える必要があります。壁の強度が足りない時には補強工事も必要になり、費用がかさみがちです。
もっとも費用の掛かるのは、土間収納タイプへのリフォームでしょう。ひと部屋分程度のリフォーム工事が必要になり、その分費用も多く掛かるのです。

 

3-2.費用の安い下駄箱リフォーム

オープンタイプは扉も不要で、天板を設置すればいいのでリフォーム費用を抑えられます。
カウンタータイプも既製品が多く、設置の手間も掛からないので、比較的リーズナブルに済ませられるでしょう。

 

 

4.まとめ

下駄箱にはさまざまなタイプがあり、特徴も費用もそれぞれ異なります。リフォームでどのような点を改善したいのかによって、新たな下駄箱のタイプを選びましょう。

「株式会社丸昌」では、外壁塗装やリフォームなどを幅広く手掛けております。玄関リフォームも、ぜひお任せください。具体的にどのタイプにするか決まっていない場合でも、ご相談しながら最適なものをご提案いたします。まずは、お気軽にご相談ください。